ターコイズの瞳#2 海賊船拿捕
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ミオは海賊船を水魔法で散々叩き揺らし、沈没しそうな海賊船に乗り込んだ。
まだ襲い来る元気のあった船長を切り伏せ、海賊たちを拿捕したミオは、船内を見回った。
略奪直後だったことが幸いだったのだろう、多くの品物が残っていることを確認した。しかし…
「流石に手で持って帰るには多すぎる」
「へ、ざまあないぜ。船もお前がぶっ壊したんだ、もう動かねえ。どうやって持ち帰る気だ?」
海賊たちが嘲笑う。ミオは事も無げに答える。
「持ち帰るのは平気。手じゃなければ」
ミオは甲板から再び海に降り立つと、大きな波を起こす。縛り付けた海賊ごと、略奪品ごと、船を波で運ぶことにした。
船2隻程度、波を操れば運ぶことくらい朝飯前だ。朝飯前…ミオのお腹が鳴る。
「まだご飯食べてなかったな」
海賊共を港の警備隊に引き渡した後、何を食べようか。
波に揺られて叫ぶ海賊を尻目に、ミオは朝食のメニューを考えるのだった。
呪文
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