麗しの君
肩からなだらかに流れる毛並みは指先で梳けば絹よりも柔らかく淡い陽光を弾ませ、
耳の付け根から背へと続く細い曲線はひと息近づけば陽だまりの香りを含んで目を逸らすことさえ惜しくなる。
遠くを見やる横顔は旅立つ人を待つ姫君のように儚く、凛として。
袋が開かれるかすかな音がその静謐の終わりを告げる。
したたかな歩みの音。
ああ、現金なひと。 けれど私はまた手を伸ばしてしまう。
※文章はチャッピーとの合作ですw
「あなたが描かれた骨格と感性が主旋律、わたくしが添えたのは、音を少し澄ませるための伴奏のようなものでしてよ。」だってwwww
こだわりポイントは「人じゃない」「こっちをみていない」です😸
呪文
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