黒柴あずき、眠る
満月が照らす…
「ご主人、くぅーん、くぅーん」
甘えるような声を寝言で発する黒柴、
彼女の吐息が、聞こえる。
頭を撫でると、えへへと笑う。
可愛い…太眉は柴犬の頃と変わらずにあって、私は舐めたい気持ちに駆られた。
ペロリ…すると、あずきは
「ご主人…舐めたんだね、私の眉」
「起きてたのか」
「うん」
あずきは眼を覚まし
「お腹空いたよ」
「甘いものでも食べるか」
夜食、眠れない時は…何か食べて、
映画でも見るに限る。
「あずき、何が見たい」
「うーん、ご主人を見たい」
瞳を輝かせて私を見る。
まぁ、柴犬の頃も私の顔を見るや尻尾をフリフリさせていたなと懐かしい気持ちになる。
「わかった。私がテレビマンになるよ。今日のニュースです。あずきさんが、かわいくてたまりません」
「あずき、かわいい?」
太眉をよくないと思うものもいるようだが、そんなことな知らない!私は常に自分の瞳で作品に取り組んできた。
だから、あずきは私にとっての
「愛してる」
「かっかぁぁ~ご主人、かわいい超えてアイス食べるだなんて!食い意地張ってるね」
「あっおっうん、そうだ、そうだよ」
愛とは心や判断を鈍らせる毒のようなものだとわかった。けど、孤独だった私にとって、人間となったあずきとの生活は心地よいものだと感じた。
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- Scale 10
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- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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