小説『日向コニャツと夏の陸上大会』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『日向コニャツと夏の陸上大会』
斜陽学園 陸上部に所属する
日向コニャツは、夏の陸上大会に出場し
長距離を走るのだった。
夏は暑い…そして、大変だ。
茶飯事は思った、なぜ、彼女はこんなにも明るく走ることができるのだろうと…
夏は暑くて、どうにかなってしまいそうだというのに…日向コニャツは走る、走る
笑顔で元気いっぱいに、他の選手は
真剣な表情で懸命に走る
コニャツは楽しみながら
勝負という概念を意識せず
走っているから
苦しむことがないのだと…
彼は羨ましく思った。
競うことを意識するから苦しくなるのだ
大事なのは己が楽しむこと…
自由気ままに在るがままに
日向コニャツの在り方を見て
茶飯事は、心の底から元気が出てくるのだった。
「やったー!自己ベスト更新したにゃー!」
他人と比べても、際限なき闇に陥るだけ
ならば、日向コニャツのごとく
昨日の自分と向き合って
対話することが大事なのかなと
茶飯事は考え続けるのであった。
持久走、瞬発力関係なく大事なのは
思考し続け、どのようにして
何のために走るかを考えていく
うちに暑さなんてものは
些末なものなのだと感じるように
なったのである。
けれど、暑いもんは暑いのだからな…
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