ゆるゆるサラトバ冒険記 #3 「炎竜との闘い」
炎と雷撃が容赦なく襲い掛かる中、一瞬のうちに、彼女は鎖の武器を再度構え、呼吸を整える。
身を守るために鎖を操り、すべての攻撃を弾き飛ばした。
竜はその様子に驚愕し、一瞬動きを止めたが、
すぐに自身の体の炎を燃え上がらせ、彼女に向けて炎の雨を降らせた。
彼女はそれを難なく避け、避けることができない攻撃は的確に弾き飛ばした。
竜は周囲を振動させる程の大きな咆哮をあげ、大きく溜めた炎のブレスを放った。
しかし、そのブレスを放った先には彼女はもういなかった。
弾き返せないほどの攻撃を放つための「溜め」は、彼女にとって隙でしかなかった。
鎖は炎竜の頭部に命中し、竜は先ほどまでとは別の咆哮を上げた。
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#2 「炎竜との遭遇」
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#4 「炎竜との決着」
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呪文
入力なし