中島嵐歩『眼帯戦線ー喰らう前から戦っているー』【ニャンノ世界】
中島嵐歩の飯を喰らうには
戦わなくてはならなかった。
ある種のソレは狂気であった。
そして、ソレは愛情であった。
偏屈で歪んだ高速レールガンの
ようね加速度的構築は
中島嵐歩にとっては、
身体的負担が大きいはずだ…
だが、それでも
彼女は戦うのは…
ひとえに愛ゆえの行動であった。
加速度的に脳が焼ききれる感覚…
この感覚を常人は理解できないから、
恥じらいを覚えるわけで
脳をフル稼働できないのだと思いつつも、
彼女は弁当を展開し、
木刀で、その常人たちに覚醒を促す
「たて!戦いたくば!あるけ!食べたくば進め!」
周囲の有象無象に惑わされることなく
戦い進むこと…
それこそが彼女の望む理想郷弁当であった。
単純に食べることが全てではなかった…
単純に作るだけが全てではなかった…
だが、万人に理解されなくても
いいから、それでもなお進むものたちを
彼女は求めていた。
だが、同時に自身に嫌気を恥じらいを
持ってるのも事実であり、この
壊れてしまいそうな歯車を背負いつつも
彼女は混沌とした戦場にて足を進め、幾千物、共に戦ってきた戦友じみた木刀を片手に持って、隊員たちを中島たちを鍛えるのである。
強くなれ、中島が世界秩序を構築するためにも!戦うのだ!
呪文
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