ある夏の夜
それはある夏の夜のことだった。アパートの自室には、クーラーの低い唸りだけが響いていた。僕は仰向けに横たわり、腹の上まで薄い布団をかけて目を閉じていた。時計はとうに十二時を回っていた。明日の仕事のことをぼんやり考えながら、眠りに落ちるのを待っていた。
ふと腰のあたりに、ひんやりとした風を感じた。冷房の風だろう。初めはそう思って、気にも留めなかった。けれど、それは何度も繰り返された。今度はゆっくりと。次は焦らすように途切れながら。まるで意思があるようだった。さすがに奇妙に思った僕は目を開けようとした。その瞬間だった。閉じた瞼の裏に女がいた。
雪のように白い長髪。こちらを見つめる真紅の瞳。白いドレスの胸元は深く開き、陶器のような肌に陰影を落としていた。見覚えなどない。それなのに彼女は、僕を知っているような微笑みを浮かべていた。
驚いて目を開く。薄暗い天井がある。クーラーの音が聞こえる。部屋には僕しかいない。もう一度、目を閉じた。彼女は、まだそこにいた。赤い瞳が、まっすぐに僕を見つめている。その視線から逃れられなかった。目を閉じているはずなのに、彼女から目を逸らすことができなかった。
その間も、冷たい風は僕の股間を撫で続けていた。僕は怖くなって脚を閉じようとした。でも身体が動かなかった。脇の下を冷汗が流れた。
そのうち奇妙な感覚が湧いてきた。その冷たさが離れるたび、物足りなさが胸の奥をかすめた。
(やめろ)
僕は確かにそう思っているのに、身体は別人みたいだった。気づけば脚が動くようになっていた。僕はその脚をゆっくりと開いた。自分でも愕然とした。無意識にその感触を受け入れる姿勢になっていた。僕は既に勃起していた。彼女の口元が、ゆっくりと吊り上がるのが見えた。
風の感触が変わった。もう風ではなかった。何か柔らかくて冷たいものが僕を包み、ゆっくりと上下に扱いていた。けれど目を開ければ、そこには何もない。目を閉じれば彼女がいる。僕はいつしか、確かめることをやめていた。現実がどちらなのかなど、もうどうでもよかった。
瞼の裏で、彼女の白いドレスが音もなくほどけていく。白い肌が露わになる。豊かな乳房が重みのある曲線を晒し、その先に淡い桜色の乳首が咲いている。
美しいと思った。恐ろしいほどに。そして、彼女は笑っていた。僕が逃げられないことを、最初から知っていたように。
僕は彼女の蠱惑的な笑みを眺めながら、人生で最も強い快感とともに射精した。意識の奥まで白く焼き切られるようだった。僕は彼女の赤い瞳を見つめたまま、抗うことも忘れ、すべてを吐き出した。
その瞬間。彼女が、ほんの少しだけ顔を近づけた気がした。
――ごちそうさま。
声が聞こえたのかどうかは、分からない。
直後、猛烈な眠気が押し寄せてきた。沈んでいく意識の中で、最後まで彼女だけが鮮明だった。最後の一瞬、彼女の背中に蝙蝠みたいな翼が見えた気がした。
翌朝、目を覚ました僕は昨夜のことを思い出した。慌てて下着の中を確かめる。けれど、そこには何の痕跡もなかった。
夢だったのだろうか。寝ぼけた頭が作り出した、ただの淫夢。そう考えるのが、一番自然だった。
それでも。あの、腰の奥まで蕩けてしまうような快感だけは、目覚めた今も身体に残っていた。
ーーー
チャトピ先生とGrok先生の間を往復しながら推敲しました(`・ω・´)
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 25
- Scale 7
- Seed 1353491883
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.75
- Noise 0
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