図書室にて
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放課後、図書室。本棚に囲まれた奥の席に二人で向かう。陽菜は意図的に先に歩き、誠の視線を意識してわざと腰を揺らす。
「ねえ、誠くん」席に着くと、陽菜は誠の隣ではなく、向かい側に座った。「この問題、教えて」
数学の問題を指さしながら、陽菜は足をのばし、そっと誠の足に触れる。誠は一瞬身を固くしたが、陽菜から目を離さなかった。
「こ、これは因数分解してから...」
「うん...」陽菜は鉛筆を口に当て、誠を見つめながら「それで?」と甘く尋ねる。
誠は説明を続けるが、陽菜の挑発的な仕草に集中力を失いかけていた。
「集中しろよ」
「してるよ〜」陽菜は笑みを浮かべ、わざとペンを落とした。「あ、ごめん」
身をかがめてペンを拾う仕草で、陽菜の首元が見える。誠は慌てて視線をそらした。
「クスクス」
楽しんでいる様子の陽菜を見て流石にカチンときた誠は、周りに誰もいないことを確認すると、突然立ち上がって陽菜の隣に座りなおした。
「集中しろって言ってるだろ」
「誠くん?・・・あっ」
誠はおもむろに陽菜のスカートの中に手を入れた。陽菜の笑みは一瞬にして困惑の表情に変わった。
「んんっ・・・駄目だよう誠くん・・・」
「何が駄目だ、こうして欲しかったんだろ?」
誠は、下着越しに陽菜の秘部に触れる指の動きを徐々に強める。
「ううん、はあん」
「声を出すな、バレるぞ」
「そんなこと言ったって・・・ああっ」
誠は陽菜の下着に手を入れ、その指が彼女の陰核を捉えると高速でこね回した。
「ふううう!」
漏れそうになる声を指を咥えることでかろうじて抑える。誠の指は無慈悲にも更に動きを強める。
(あああああん、も、もうダメ!)
陽菜の躰が絶頂を迎えようとしたとき、書架の向こうから足音が聞こえた。
慌てて距離を離す2人。
「あ、あー、ここ! ここもう一回教えて!」
「あ、ああ、そこはだな・・・」
思わず不自然な会話をしてしまう2人だったが、書架の向こうからはゴソゴソと本を置く音がしたのち、遠ざかる足音がして、静寂が戻った。
どうやら、図書委員か他の利用者が本を戻しに来ただけのようだった。
「・・・びっくりしたぁ」
「お前が集中しないからだぞ」
「あたしのせい~?」
「そうだ、勉強する気あるのか?」
「あるよ...でも」陽菜はそっと身を乗り出し「誠くんのこともっと知りたい...」
誠は一度深く息を吸い、「図書室はまずい」と小声で言った。「7時まで誰もいない生物室がいい」
陽菜の瞳が驚きと期待で見開かれた。「え...誠くん...」
「...課題は終わらせろよ。その後でな」
誠の強気な態度に、陽菜は小さく頷いた。「わかった...」
※続き
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