短編小説企画「とっておきの場所」
女子大生になったばかりの女の子の日常のお話です。
小説は一番下に記載しています。
1枚目:加工したもの
2枚目:1枚目の文字なし
3枚目:元絵(掲載プロンプトはこの絵です)
4枚目:重ね着イメージ(若干、色は違いますが・・・)
ユーザー主催投稿企画「星空」参加中です。
主催者:STIS@AIart様
https://www.chichi-pui.com/events/user-events/87f2c7fb-3ade-1d12-33d2-0eaf72b5d711/
以下、小説の文章です。
よろしければご覧ください。
ep.1 「退屈な日常」
私は田舎のとある大学に今年入ったばかりの女子大生だ。
親元から離れてアパートで一人暮らしをしている。
まだ慣れない大学生活、退屈な一人暮らし、
何かとストレスが溜まることも多い。
「友達ができれば少しは変わるのかな?」
希望的観測かもしれないが、気の許せる交友関係は
持っておきたいと思っている。
そんなことを考えながら、いつものように週末を迎える。
「今日は土曜かぁ・・。よし!ちょっと出かけてこようかな!」
私には密かな楽しみがあったりする。
週末になると近くの河川敷に行き、夜明けまで星空を眺めるのだ。
アパートの内見に来た時にたまたま時間帯が遅くなり、
通りかかったのがきっかけだった。
その日は晴れていて夜空に星々が輝いていたのを覚えている。
その景色に魅了され、すぐに今のアパートを契約してしまったほどだ。
ep.2 「とっておきの場所」
春先とはいえ、夜になるとまだまだ冷えてしまう時がある。
重ね着用の肌着やブランケットなどの防寒具、飲料などを
いつものようにリュックにいれて出かける準備を進める。
アパートの玄関を出ると外はすっかり陽も落ちて暗くなっていた。
周辺は住宅街ということもあり、夜になると人もまばらだ。
アパートから10分ほど歩いたところに大きな川がある。
川を沿うように大きな河川敷が見えてきた。
昼間はよく親子連れも遊んでいる場所だ。近くに風車も見える。
河川敷に着き、いつものように用意したレジャーシートを敷いて
星の見やすい位置の場所取りをする。
昼間は暖かったが、夜もそんなに冷えていないくらいの体感だ。
空は雲一つない晴天、今日は星もよく見えるだろう。
上を見上げると満天の星が広がっていた。
時折吹く風が身体に触り心地よい。
「もう何度も見ているけど、やっぱりすごいなぁ!」
先程まで気分が晴れない状態だったが、そんな感情はどこかに飛んでいた。
「いつか誰かとこの景色を共有できたらいいな・・・」
レジャーシートに座り、私だけの特等席を今日も楽しむつもりだ。
[終わり]
最後までお読みいただきありがとうございました。
(21:30追記)
本文を中表紙→扉絵に修正させていただきました。
2月19日のNovelAIデイリーランキング10位、
2月20日のNovelAIデイリーランキング17位に入りました!
たくさんのいいねをありがとうございました。
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