バディ時代の桐島と花井
場所は出版社の編集室、夜の21時。
明日朝10時が〆切の大型特集。
取材も写真もすでに上がっているが、肝心のレイアウトがまだ「真っ白」。
理由は単純。
他チームがどうしても〆切に間に合わず、
「ごめん、花井さん、桐島さん……引き継げませんか……?」と頭を下げてきたのが、つい数時間前。
普通なら断るべき。
だが桐島と花井は、顔を見合わせ――
桐島「やろっか、やれる?」
花井「やれる。撮り直し以外なら全部いける」
21:30
桐島:資料・構成・図版指定を同時に並行作業
花井:画像フォルダを一瞬で整理、「映える順」に分類、ラフあたりをその場で仮コンポジット作成
他の編集「……あの2人、なんで言葉交わしてないのに進んでるの?」
23:00
桐島:文章の流れとキャプションを片手でタイピング、片手でADに指示
花井:座らず、立ったままPCとフォトショップを操る(背後から「なんで立ちコマンド入力?」とざわつく)
レイアウト担当が思わず言った。
「……あの2人、処理速度が編集部のインテル入ってる」
深夜2:30
完成まで残り半分。室内の空気は張りつめている。
若手編集がつぶやく。
「桐島さんも花井さんも、さっきから飲まず食わずじゃ……」
→ 次の瞬間、花井がスナップ音で缶コーヒーを開け、桐島に投げ渡す
→ 桐島がノールックで受け取り、「ありがとう」と一言だけ
若手「……なにその戦場の兵士みたいなやりとり」
朝 6:40
予定より2時間以上早く、完全入稿完了。
責任者「……え? 完成? ウソだろ……」
桐島「見てください、“完成してます”」
花井「“死なずに”仕上げました」
数日後、編集部にて
社内チャットに流れた匿名投稿:
“編集室に突如現れた、レイアウト地獄の双頭竜”
“片や文字の殺し屋、片や画の魔術師”
“我らが〆切の最終兵器――その名は桐島&花井”
以降、**桐島と花井は「編集部のラスボスペア」**と呼ばれるようになる。
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