小説『弾け炭酸のハナシ』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『弾け炭酸のハナシ』
彼女は不条理を背負ったWAVEだった…
他のWAVEよりも、少しばかし、偏屈で、そして、頑固なWAVEだった。
日常の些細なことに気づいてしまうから、
彼女は言葉の裏に気づいてしまう…
おべっかや些細な感情の起伏に気づいてしまう…だが、気づいてしまうから、辛いんだと…月夜に沈む闇の街、病みなんじゃないか…、エピソードを勝手に終わらせる理不尽な支配者に反抗する…
コーラを飲む、反抗の先駆者としてコーラを飲んでおい、コラと叫ぶ
ニャンノ世界に来る前に彼の携帯にあった
見知らぬ女の名前、AQUA、写真を見ると、WAVEとよく似た子が私の代わりにAQUAで出ていた…
誰なのあの子はと、問いかけても
彼は返事をしてくれなかった。
涙が雨のように、
憂鬱の波が嵐の雨と共に吹き荒れる
これが、ニャンノ世界に来たWAVEだった
AQUAではない…WAVEである。
人類さんにとっては、些細なことかも…
知らなくて結構、ライアーライアーと、
瑠唯川マコトは自身の中に眠る…矮小なる繊細さに嫌悪感を抱きながら、ピッツァを食らってコーラを飲む、もし、人類の心がコーラのごとく弾け飛んでしまって命に関わるのなら、彼女は、人類の大半は死んでいると思うのにと、考えながら…
ダークな空想を展開させる…
呪文
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