小説『First Morning Days』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
朝日が昇る
光は必ず味方してくれるとは
限らない…
揺れ動く炎の中で
虚構の中で開いた
隙間を音で慰めようとする
近いようで遠い
横断歩道のような
少し危険でだけど渡りたい
ジレンマ混じりの焦燥が
エンジン吹かして
走ってる
いつの間にか
空は明るく染まっている
私は見つめる
己の中の光を
陽炎の中で
揺れ動く
小さく揺れる
私の音
明日の足は
今日の道
昨日の足は
今日の頭
言葉は揺らぎ
森林地帯に聞こえる
雑踏が遠くの方で
響いている
私は誰かと尋ねている
気紛れの言葉を述べて
詩的な感覚に
思いを馳せる
瞳を閉じて明日を見つめる
先にあるのは言葉の朝日が
差し込んでマルは歩みを
進めるのだった。
ラジオから響く
名前がわからないけど
心地よい音楽
いつか、名前を知ることで
愛おしくなるのだと
音を聞きながら思うのだ
呪文
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