世の中不思議調査隊 調査日誌3 師匠との再会
この国は人間、エルフ、ドワーフ、獣人など、多様な種族で構成されています。セントレイクは巨大な湖の中央に位置し、湖の周囲には他の国々との交流が活発に行われていました。
世界をより良くするために、各国から持ち寄った物資や技術を活かし、研究や開発、交流が行われていました。
しかし、転移後、セントレイクと周囲の湖だけが転移され、物資の多くを周辺各国に頼らざるを得る状況になりました。これにより、セントレイクは早急に物資問題に対処する必要が生じました。
かつて隊長は水の異能の修行のため、一人でセントレイクに訪れたことがある。
この頃国家間の緊張が高まっている時期であり、見た目が普通の人間だった彼女はシラクレナの民と間違えられ危うく処されるところだった。
その危機的状況で、突如現れた自称教会のシスターである魔族が気まぐれか聖職者としての本分か定かではないが助けることとなった。
魔族は魔法のエキスパートである。それを知っていた隊長は弟子入りを懇願し彼女はあまりのしつこさに折れ隊長を弟子として引き取り修行を積ませることとなった。
隊長の得た知識や謎を探求するという考え方はこのシスターが焚きつけたものである。
隊長はシスターの教えから得た知識や力でヒノイにおける生徒会副会長にまで成り上がることとなる。そのような事情があるため師匠であるシスターだけは唯一頭が上がらない存在となっている。
再びセントレイクを訪れた隊長と付き添いの薄幸ちゃん。彼女らの目的はこの国で出会ったシスターに会うことだった。
生き字引とも呼ばれる彼女ならば謎の声に翻弄される4つの国について何か知っているのではないだろうかという隊長の提案があったからだ。
薄幸ちゃんはこれから出会うシスターに対し魔族であるということから若干の恐怖を感じていたが出迎えてくれたシスターの母性に安心感を覚えるのであった。
2人はシスターからこの世界の真実に関する話を聞くこととなる。
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