小説『放課後チェーンソー倶楽部』【ニャンノ世界】
『放課後チェーンソー倶楽部』
放課後チェーンソー倶楽部
サトノマーチ学園と
ニャーマキタ社が、
屍骸蔓延る終末の通学路を
何とかするために、考案したのが
始まりとされており、
今では地元の人たちは
もといニャンジョウ市民は
知らぬものはいない
ローカル撃退法から
発展した文化である。
暗黒時代において
あるいは終末事変の研究災害によって生じた生物危機は、世界を絶滅寸前まで追い込んだものの、
ニャーマキタ社にて
走る一人の奇々怪々な彫像
が現れたのが、
チェーンソーで
無双乱舞することへの
着想へと至ることができたわけで
結局のところ、
摩訶不思議な展開と
拳、一粒分の微かな奇跡と
共に輝くことができたのが、
放課後チェーンソー倶楽部
たらしめたわけなのである。
さぁ、チェーンソーを以て
通学路に蔓延る屍骸を
ぶったぎろう!
正常なストッパーすらも置いてけぼりにして走るのは、
ニャンジョウ市民の日常であり
其が全国では
知られていないことに衝撃を受ける地元の鎖刀使いの隈河チョリソウ氏に話を聞いたところ、
「終末事変と比べて、鎖刀の需要もとい、必要性というものはTHE・ALTAIRの名を冠する阿龍田稲瑠さんが、学生達に「斧を持て!」と教えたのが鎖刀が広まらなくなったせいなのでしょうね!」
と、キレ気味に鎖刀をぶん回し、
終末の通学路を綺麗にする様はまさに伝統芸能、あるいは伝統工芸としての極意を感じさせた。
〈キレることこそ、物の上手なれ〉と黎環時代と比べて
人々の言葉のワード生産および、新たな言葉がAIへの反省からか格段に上昇し、其は言葉のみならず、架空競技とされていたものの創造にも発展することに繋がるのである。
その喜びは、まさに進歩と言わずして何になる、
今日も今日とてミギャワ地方、ニャイチ県、ニャンジョウ市にて
通学路には鎖刀で無双乱舞する
逞しき市民達の姿が垣間見えるのであった。
さぁ、恐れることなかれ、
何も恐れない
怖くはないよ…
なぜなら、狂気的なまでに
疾走しているのだから
頭はバーサークおよび
狂奏曲の連弾か…
隈河チョリソウ氏も
先陣を担当し、笑顔で
屍骸を鎖刀で無双乱舞するのであった。
(猫メモ)
ねこにゃんさんが、ニャンノ世界のオマージュ作品を制作してくださりました♪
とっても格好いいアクションシーンや
デン子さんがLEMと呼ばれし怪物と
戦う姿にワクワクする作品です。
ねこにゃんさんの作品
『公安 対LEM異質1課 レストインピースまで行こうぜ♪』
https://www.chichi-pui.com/posts/7dd276da-2d22-43da-bda3-fd6a884dfd47/
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