201 青の世界の花園
花、そう、花の匂いだ。
ぼやけた視界が鮮明に広がっていく。
青い世界、青に染まった世界が眼前に広がる。
あまりに鮮やかな青に私はクラリと揺れるのを感じた。
世界はまるで青以外の色を忘れてしまったかのよう。
青い花にまるで飲み込まれそうな、そんな錯覚さえ起こしそうだ。
私は青の中を進む。
何処に向かうでもない、ただここに居てはいけないと漠然と思えたからだ。
そして幾ばくかの後、不意に視界が開ける。
蒼蒼とした青の花の世界でない広場、ーー相変わらず青い花ばかりだったがーーまるで花園のような印象を受けた。
その中央には人の影、少女のようだ。
両の手には青い花の花束を抱える少女。
少女は私に気が付くと、青い花を摘みあげる手を止め、私に向かって歩を進める。
私は、と言うとこの少女の美しさに目を奪われ動けなかった。
手を伸ばせば触れる事ができる距離、少女はジッと私を見つめていた。
少女が口を開く。
何かを言うが、何か聞こえているが、言の葉として理解できなかった。
私が一歩踏み出すと少女が遠ざかる。
何も下がったり下がられたのではない、そのまま距離が離れたのだ。
急速に離れていく少女と青い世界。
あぁ、これは……。
私は妙に納得した。
気が付くと朝焼けの中に私はいた。
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キャプションの意味?
ポエムりたかっただけで特にないよ……!?
こう言うふうにポエムる時は基本的に何も考えてない…!
なんか勝手に一人チキンレースやってる…!
これは変更されても仕方ないかな〜って。
呪文
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