火を起こす

2024/05/07

使用したAI Dalle

これらの絵は高浜虚子の句「焚火かなし消えんとすれば育てられ」を絵にしようとして失敗したものです。
そもそも「消えんと」する火と「育てられ」つまり熾そうとする火、この相反する事柄を一つの絵にしようとしたのが失敗の原因です。
それはともかく句について少しだけ、消えようとする火に薪をくべたり油をかけたりしてもう一度燃やすということを「かなし」と言った詠者の心はどうだったのでしょう？私なら消えかけているところに燃料をもらって再び盛んに燃える、つまり元気をもらうわけですから嬉しいと思うところです。しかし虚子は「かなし」と詠んだ、よほどなにか不幸なことがあって打ちひしがれていたのか、もともとネガティブ思考な人だったのか？「かなし」と言った彼の心情は私のような凡人には理解できないのか？だとしたらこの句を画像化できなかった原因は私の無理解にあるかもしれません。
話を絵に戻します。火を起こすにはどうすればいいか？簡単です、眠っている火を起こすには燃料を与えて元気になってもらえばいいのです。それがこれらの絵です。火に注いでいるのは水ではありません、油です。火に油を注ぐ、このような簡単なことだから私のような凡人にも「絵に起こす」ことができました。しかしながら最後にまだ大変な間違いがあったようです。そもそも「火を起こす」は間違いで正しくは「火を熾す」が正しいのだとか。
いえいえ、あくまでも絵のテーマは「(擬人化した)寝ている火を起こす」ことなのだから「起こす」は正しい。と私は最後まで抵抗しておきましょうか、あなたはどう思われますか？え？つまらない論争だ？そうそう論争に火を着けることを「寝ている子を起こす」などとも言いますね

呪文

入力なし

あじろべえ

536 投稿

フォロー 231

フォロワー 199

2023年秋ごろからAI始めました。創造力の乏しさを補うため有名な俳句や短歌や詩、自作の詩、古い映画など既成のものをネタにすることが多いです。古い人間なのでネタも古めです。古いネタと思いながら投稿したら「そのネタ、最新のアニメに登場してるよ」ということもよくあります。
あと、用いたネタについてはあくまでも自分の記憶の範囲でやっており、ネットで下調べはしません、コピペになってしまいそうなので。