小説『パワード菜摘/菜摘育成計画始動!』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『パワード菜摘/菜摘育成計画始動!』
菜摘は、前世を振り返る…
彼女は別の世界で連邦軍のパワードジムだった。しかし、宇宙世紀0083にて、トリントン基地を襲撃しに来たジオン残党を追撃する際に、ドム・トローベンの不意打ちにより、撃破されてしまったのだ。
パワードジム、其はジムの性能向上のために開発された、発展途上の最中の機体である。
パワードジムは思った…
もっと、相棒と共に宇宙を空を大地を駆けてゆきたかった…
命短き…わかっていた菜摘にはわかっていたのだ。ジムはやられ役だと、量産機の宿命なのだと…だからこそ、次の転生先では、願うのであった。
量産機が特別機を倒すことができる可能性に満ちた世界を!
そして、御手洗菜摘は、御手洗家の六女として生をうけた。
癖の強い御手洗家の中で、常識人枠の第一・三女/御手洗グミノフや第二・三女/御手洗晶と仲がよかった。
その仲のよさは、家族の関係性を越えるほどで、お風呂に入るときもトイレをするときもいつも一緒だった。
ある時、ふと、疑問に思った菜摘は、晶に互いの前世は何かを冗談交じりに聞きあったことである。
其が、まさか、悲劇に似たドラマを生み出すことになるとは思いもよらなかった…
「晶姉さんがジオンの三連星だったとはね」
パワード菜摘はドムン晶の隣に立って話しかける。タカオ型航空巡洋艦ミツボシでのX力補給を終え、菜摘もニャーニャガヤのパトロールに参加する。
「まぁね、菜摘こそ、連邦だと知ったときは驚いたよ…」
互いの過去が明らかになることで見える
プラズマ状のものが引き合わせたのかもしれない…ニュータイプ的なものが…
あるのだと…2人は思いながら進んでいく…
崩れた建物、晴天アポカリプス時に大破した其々の軍勢の残骸を目にし
「ロボット達が泣いている声がする…」
と菜摘は呟く…
彼女には特殊な力があることを、
晶は知っている。
「菜摘は、ニャータイプかな」
「私はただ、前世が量産機だっただけの存在さ…」
と朝日登りし光に向かって言った。
量産機ではなく、開発者として、
今度は量産機だった前世を活かしたロボット作りを成すために菜摘は晶と一緒に頑張るのであった!
呪文
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