灼熱のニューナゴヤ
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世界全土を異常現象が覆いつくし、文明と秩序が崩壊した未来。旧世代の栄華などもはや稚気じみた夢。
人々はシェルターや廃墟に棲み、嘗ての文明の残滓で食いつなぐ。
政府無き今、技術を求めて彷徨うエンジニアや強大な力を持つ私兵集団が跋扈する。
ここはニューナゴヤ。かつて日本と呼ばれていた土地にある廃都市だ。
朽ちかけた看板には「塩と水分」「WBGTヤバイ級」「日陰重点」といった色褪せた文字が描かれている。
終末事変よりも以前から、ニューナゴヤは真夏には危険なほど暑い土地と言われていた。それは初夏の季節に固定された今の状況でも同じことだ。
故に、この街を探索する際には適切な休憩と水分・塩分補給が非常に重要である! そうしなければミイラめいて倒れるのは必至といえるだろう!!
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呪文
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