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かつて栄華を誇ったグランシュライデは、
神秘的な力を持つ悪の神によって滅ぼされ、
再びその陰謀の影が世界を覆いつくそうとしていた。

怪物たちは増殖し、人々は
この危機に立ち向かう決意を固めていた。


選抜された冒険者達は、
セントレイクの街へと進軍しようとする、
怪物たちの集団を食い止めていた。

まずい、押されている…
このままではまずいことになる。
街を守る為には、どうしてもここで
食い止めるしかないのに。


そんなことを思った次の瞬間、
前方から眩しい、翠色の光が放たれた。

怪物たちが動きを止める。この力は…?


「隠しておきたかったんだけどね」
少女は微笑みながらそう言った。

彼女はその力を秘匿してきたが、
仲間たちが危機に立たされた時、
ついにその秘密を明かす決意をしたのだ。

聞かなくても、私達はその剣を知っていた。
古くからおとぎ話として伝わる、
植物の精霊の力を宿した、この世界の聖剣の1つである。

彼女はその主だったのだ。

彼女がその剣を振るうと、美しい翠の光が揺れ、
それは周りの怪物たちを行動不能にする力を持っていた。



眩しい光に包まれる中、戦況は逆転した。
仲間達の猛攻により、
怪物たちは一匹、また一匹と倒れていった。

仲間の結束が、悪の神と
その眷属に立ち向かう希望であることを、
ここに居る全ての者が信じた。

さぁ、先へ進もう──

世界を滅ぼす運命に立ち向かう彼ら達に、
どうか祝福があらんことを。

呪文

入力なし

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