甘い死の香り(氷の女王たちの侵略の1)
天気予報も今日は一日晴天と言っていたんだ
だから今日は街に遊びにでかけたんだ
街をぶらぶらと歩いていると、なにやら様子がおかしい
ここは何でもないのに、前方の方向が何故か真っ白な壁のようなものが見える
しかもそれはこちらに近づいてくるようだ
さっきまで暖かかったのに急に寒くなってきた
目を凝らして見てみると、こんな季節なのにやけに露出の多い女の子が歩いてくる
その子の前は明るいのに、その後ろは吹雪になっているようだ
びっくりしてその子を凝視していると、あちらも気づいたようでこちらに近づいてきた
「あら、あなた私が見えるのね?」
そう声をかけられ、私がなにも言えずにいると彼女はこう言った
「いいわ、あなたをつれていってあげる」
彼女はとつぜん私にキスをした
私は急激に体温が下がっていくのを感じた
「君は・・・」
その後、私がどうなったのか・・・だれにもわからない
呪文
入力なし