ウェスティリア国史23remake
彼の名はブルーノ•ロッカ……ウェスティリアにおいて信徒が多い碧き清浄なる教会の精神的指導者にして第119代教皇である
教皇はウェスティリア王国においてウェスティリア王に並ぶ権威と権力を持っており宰相や提督と同じ様に直接ウェスティリア王に意見をぶつける事が出来る存在である
彼は提督の私掠船による略奪の正当化やグランゼンやレスランドとの戦争を非難する。
彼は宰相や農務大臣が木材ギルドに介入して他国の木材を伐採する事を非難する
彼はウェスティリア王が宰相や提督の政策に対して首を横に振らない軟弱さを非難する
しかし今日はその様な政争を教会に持ち込まない……グランゼンやレスランドとの戦争で亡くなった王国兵や臣民、そして敵国の兵士や市民に対する合同の追悼ミサであり葬礼だからだ
彼は追悼ミサの最後にこう述べた「争いの無い平和な世界が訪れますように」と
そして追悼ミサ後に戦没者の遺族一人一人に声をかけ寄り添った
そして彼は司祭達に指示を出す……個別の葬儀の依頼があった場合は遺族に寄り添い丁重に式を執り行うようにと
呪文
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