祈り(またはチート能力発動)
「このあたりなら少し落ち着けるかしらね」
先輩ちゃんはほっと、息を吐いた。
「状況を改めて把握する必要があるわね…」
(意志力の具現化ができている、ということは、少なくとも私たちにとって物理的な現実ではない、
ということよね。
私の作った仮想世界体験デバイスを介して、夢として別世界を認識している…のかしら)
「なら…少しだけ力を使って…」
先輩は目を閉じて、念じ始めた。
「…『私はこの世界のことを少しだけ知っている』…」
私たちは、明晰夢を見ているとき、夢の中の状況に干渉してコントロールできることがある。
意志力による仮想世界への干渉は、その仕組みを応用したものだ。
しかしあまりに強力な干渉は、夢から醒めてしまうように、世界を破壊してしまう場合がある。
だから、少しだけ。少しだけしか変えることはできない。
でも今回は、効果があったようだ。
先輩ちゃんの頭の中に、これまで知らなかったことが、まるですでに知っていたかのように浮かんでくる。
「…『ここは、セントレイク。最近、極端な地形変動があった地』…?」
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現代日本から転移するならヒノイのほうがよかったんじゃ?
という気もしなくもないんですが、ダークスーツ先輩で行きたかったんじゃあ。
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