ひなたぼっこ
春の昼下がり。
庭の縁側で、少女は猫と一緒にひなたぼっこをしていた。
「……あったかいなぁ」
ぽかぽかとした陽射しが心地いい。
隣で丸くなっている猫も、気持ちよさそうに喉を鳴らしている。
「お前も眠いの…?」
猫の頭をそっと撫でると、「にゃぁ」と小さく鳴いた。
それだけで、なんだかほっこりする。
縁側には、ゆっくりとした時間が流れていた。
風がそよぐ。
桜の花びらが、ひらりと舞う。
「……贅沢な時間だなぁ」
誰かと話すわけでもなく、特別なことをするわけでもない。
けれど、こうして猫と一緒にのんびり過ごす時間が、なにより幸せだと思った。
――春の日差しに包まれて、ゆっくりと目を閉じた。
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春夏秋冬おまけ
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