四季に成り損ねた色々
「ジスモンダ」のポスターははっきりと制作経緯の日付が残っていて、製作開始から納品完了までたった5日なんですよね。
そして34歳のミュシャが世に出るきっかけになったポスター。この1枚でサラに気に入られ、即6年間の独占契約を結んでいます。
サラ・ベルナールは当時のフランスの超有名女優。後にレジオン・ドヌール勲章(フランスの最高勲章)ももらってます。
1枚目はPEGASUS、2枚目がQILIN、3枚目がWAVE、4枚目がGRYPHON、5枚目がSeedreamです。
プロンプトの指示を8割くらい再現できたのはSeedreamだけでしたね。あと、他モデルの背景が秋ばかり。
ミュシャ(原語の発音ではムハ)は日本でも根強い人気があってデザインにも多く取り入れられてるけど、ポスターやイラスト、
装飾パネル以外の額装の絵をきちんと見た人は少ないかも。
「四季」他は「カメラのドイ」創業者・土居君雄さんのコレクションが有名で、堺市立文化館に収蔵されてます。
ミュシャの息子と直接交流があって、油彩画や下絵なども集めたようです。京都・大阪在住時代には行けなかったのでいつか観に
行きたいコレクションです。
中学の頃に亡くなった母方の祖父が美術教師(戦前の東京美術学校卒)で、いろんな画家のカタログ・レゾネを小さい頃から見てて、
その中にミュシャの本もあったんですよね。祖父が亡くなって家を建て直す時に寄贈か売却しちゃったみたいなんだけど。
なので、自分で描くのは苦手だったけど知識だけは割と豊富でした。
最近では2017年3月~6月に六本木の国立新美術館でミュシャ展が開かれました。故郷であるチェコ国外では世界初、晩年の最高傑作
『スラブ叙事詩』全20作が一挙公開されて話題にもなりましたね。欧米各国でも一挙公開されたことがないので、私もスケジュールを
やりくりして無理矢理一日だけ空けて観に行きました。
全20作の一挙公開は「迫力」の一言。まさに大壁画でした。内容を知りたければwikipediaにまとめられているので、そちらを見て
下さい。2026年にはチェコ国内に専用の美術館が出来るみたいですが、21世紀中に他国で一挙公開が行われることは二度とないだろう
と学芸員さんが興奮して言ってました。
ただ、当時遺族とプラハ市が裁判して揉めていたようなので、もしかしたら今後二度とまとめてチェコ国外で観る機会は無いかも。
2017年の「ミュシャ展」図録は個人的な宝物です。
【追記】
2025年11月13日のWAVEデイリーランキング2位、PEGASUSデイリーランキング2位、GRYPHONデイリーランキング3位、
Seedreamデイリーランキング3位、QILINデイリーランキング7位、オリジナルデイリーランキング4位、ちちぷい生成機能
デイリーランキング11位、デイリーランキング19位(呪文あり)いただきました。ありがとうございます。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
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