小織くんとひまわり畑の撮影会
笑顔で手を振りながらひまわり畑の中で撮影会をしている赤髪兄こと赤上小織。
表面上の笑顔とは裏腹に心の中は疑問に満ちていた。
小織(そもそもなんでこんな事に……)
夏休みに入り、家でゴロゴロしながらクーラーの効いた部屋でゲームをしたりマンガを読んで自堕落な生活を送っていた小織。
そんなある日、幼馴染で数少ない友達である剣道部主将の剣崎道一から連絡があった。何でもクラスの友達と隣町にあるひまわり畑に写真撮影に行くとのこと。小織ははじめ興味が無かったのだが、ひまわり畑にある隣接する喫茶店に絶品のあんみつがあるらしいとの情報を受け、さらに写真撮影を行えば、それを夏休みの自由課題に出来るとの情報も受け、ついて行く決心をしたのだった。
そして当日、メンバーは発案者で写真部に所属するクラスの女子の亀田貴奈(かめだたかな)、同じく合同発案者でエロ演劇部所属の永部樹(えいぶいつき)、女子バレー部エースの晴江愛菜(はれえあいな)、そして道一と小織の5人だった。
ちなみに小織は陰キャなため女子とは眼を見てまともに話すことが出来ない。なので、ほぼほぼ道一の後ろにくっついていくだけだった。
道一(………どうでも良いけど、不安が残る人選だな……)
ひまわり畑までの道中道一そんな事を考えていた。何故なら、エロ演劇部の永部は今までにも小織をエロい演劇に出演させたり、襲ったところを撮影してアダルトビデオとして販売したりしていた要注意人物である。さらに写真部の亀田貴奈も実は写真を撮りだすと人格が変わると噂のある要注意人物だ。まあ、晴江愛菜は小織や道一と小学校から同じ学校なのでそこは信用できた。
そしてひまわり畑に人着すると、愛菜が道一を誘って奥の方で撮影をしに行こうと、さっさと行ってしまった。もちろん道一を連れてだ。ちなみに、これが愛菜が道一と二人っきりになりたいがためにとった行動だと思ったならば、それは大きな間違いだ。何故ならば………愛菜にとって道一は恋愛対処外だったからだ。理由は……単に好みの顔ではないらしい。ならば何故愛菜は道一を誘っておくに行ってしまったのか?それは………貴奈と永部に協力するためだった。そう………実は愛菜はこの時、貴奈と永部に買収されていたのだ。
例の喫茶店のあんみつを奢ることを条件に道一を引き付ける役を請け負ったのだった。
そして道一と愛菜がいなくなると、本性を現した貴奈と永部によって小織はコスプレ撮影を強要されることとなった。ちなみに、礼のあんみつを奢ってあげることを条件に半ば強引に承諾させたのだった。
そして出された衣装が…………白いワンピースと麦わら帽子だった。
ちなみにワンピースと麦わら帽子だったが、ルフィは全く関係ない。
撮影会が始まれば、後はカメラマン側の独壇場だ。
白いワンピースのサマードレス。
不良娘風レザージャケットとショートパンツ。
巫女さんの衣装。
何処に用意していたのかと疑問に思うほどの衣装を持ってきていた貴奈と永部。
そして小織は………。
小織(やっぱり解せぬ………)
永部「おい赤上!笑顔笑顔!表情曇ってるぞ!」
小織「え……あ、ゴメン…)
貴奈「しっかりしてよね赤上君!赤上君の女装姿とひまわりのコラボレーション!これを夏休みの課題にすれば、先生の私への評価もうなぎのぼり!って寸法なのですから!」
小織「え、ええぇ………」
すっかり嫌そうな顔になっていた小織。
永部「さあ赤上!今度はスカートの裾をもってひらりと一回転して!」
小織「こ、こう………?」
永部「おおおおお!いいぞ!今の良かったぞ!よっしゃ!赤上もう一回!今度はもっとパンチラして!」
小織「パ、パンチラ!?何言ってるのさ永部君!俺男だよ!?」
永部「知っとるわそんなこと!とにかく今は1回転して速くパンチラしろ!」
小織「ふ、ふえぇぇぇぇぇ………」
貴奈「早くして!次の衣装が待ってるんだから!」
小織「ううう………か、亀田さんまで……」
結局道一と愛菜が戻ってくるまで小織は散々コスプレで写真を撮られてしまった。
そして………小織はモデルばっかりやらされたので自分が写真を撮るのを忘れていましたとさ。
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