アヤナギ荘の日常 #39 -Everyday Ayanagiso-
ハルマは駅前のカフェへ入った。
冷房がほどよく効いた店内は、
外の灼熱とはまるで別世界。
「ふぅ~…天国天国♪」
窓際の席に座ると、
ハルマは季節限定のソーダを注文する。
テーブルに運ばれたソーダは、
色鮮やかなブルーのグラデーションに、
氷がカランと音を立てる。
「いい感じの映えかも!これは撮らなきゃな」
スマホを取り出して、
角度を変えながら何枚もシャッターを切る。
氷が溶ける前にストローで一口――
爽快な甘みと酸味が広がり、思わず声が漏れる。
「…ん!めちゃくちゃ爽快でおいしい」
さっそくSNSに投稿し、
ハッシュタグを添えてアップする。
すると、わずか数分で通知が次々と届いた。
「お、もうコメントきてる」
画面をスクロールするたびに反応が増えていく。
頬杖をつきながら、
それを眺めているうちに――自然と口元が緩む。
「……ふふっ、ニヤニヤが止まらないや」
グラスの残りをくるりとかき混ぜ、
にやけ顔のまま夏の午後を味わっていた。
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