SDforge+SDXL再考で遭遇した問題 [Clip skip] [解決]
・どうしたの?
過去作の再出力を試みたんだけどSD:automatic1111環境で作成したときのデータがforgeではあらあらになってしまう問題に遭遇しました。
具体的にはSD:automatic1111で作成した投稿1の絵を同じプロンプトやパラメータでforgeのXL作成画面で作成しすると、投稿2のように酷い有様に。
この投稿はこれを解決するノウハウねーー
・解決法
forge画面のSD制作画面でXLモデルを扱う。
このときclip skipパラメータをautomatic1111で作成した当初の設定を施す。
これで解決。投稿3の状態で作成可能に
・なぜこうなったか
問題はclip skipの設定有無でした。
SDXLは基本的にclip skipの設定を省略しています。
clip skipはプロンプトの解釈をどこまで詳細に反映するかのしきい値で
主に、デコード(解釈)の後半を打ち切って描画に踏み切る機能。
過剰な解釈をスキップしてくれる。
forgeUIではXL制作画面のclip skipの設定を無効にしてる
なぜならSDXLのモデルトレーニングではデフォルト2を指示してモデル作成するから設定意味ないですよ?っていうことらしい。2で最適ですという前提がある。
今回遭遇した問題はclip skipを2以外で作成していた結果、齟齬がでた感じです。
・余談
XL制作画面でclip skipを復活させればいいじゃない?
って設定項目をいじったんだけどうまく作用しませんでした。
setting画面には
:Clip skip SDXL (Enable Clip skip for the secondary clip model in sdxl. Has no effect on SD 1.5 or SD 2.0/2.1.)
:CLIP_stop_at_last_layer
という項目をONにすると設定項目が出てくるはず、なんですが反映されない。
最終的に解決に至ったのはSD制作画面でXLモデルを動かすでした。
・etc
番外として過去に作ったPNG映像をPNG infoから継続させる方法もあります。
override settingに作成時に設定したClip skipが反映されるので、そのまま設定を活用する手段もあります。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 68
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