小説『無題な秋』【ニャンノ世界】
『無題な秋』
とんちんかんな答えを
導き出して反省す…
日々、悔やまないことがあろうか
思いの水は水圧となりて、
流れていく…それは血なのか秋の
紅葉によるものか
視点は前を向いて歩くが
上を向いては歩けない
いつ、唐突に悲劇が訪れるのか知りえないし、運命的な出来事は予定や予測では捉えることなどできない程に、憂鬱に溢れていた。
下を見ると白き猫が
疑問符を浮かべたような鳴き声を鳴らす。
「下を見て、歩けばいいのかい?」
にゃぁと鳴いた
肯定とも取れるし
否定とも取れる返事、思い浮かばぬ言葉を必死に紡ぐ視点…
脳内には
セットリストがもうすぐ始まろうとしている。
知るもんか…、
心の刃は燃え盛る、
知らないよ…、
未知であるから幸せなんだ
既知になるから発狂する
秋空の乾燥
音楽よ鳴れ、
綺麗なものには喝采を
汚いものには粛清をと
危険な思いを木の幹に忍ばせつつ…
視点は乾いた笑みを浮かべた。
落ちる、墜ちる、堕天使へのFalling Days…
呪文
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- Steps 30
- Scale 7.0
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