敗北感
2人は親友である
いつも一緒に遊び、お揃いのものを身につけ、「私たち、ずっと一緒だよね!」などと語り合っていた
ただ、ずっと抱えていた爆弾が2人にはあった
そう、同じ男子を好きになってしまったのである
抜けがけはしない、という暗黙のルールを破ったのは、金角だった…
ある日の下校中、銀角は見てしまった
金角と意中の男子が仲睦まじく歩いているところを…
逃げ出す銀角
しかし、泣いているうちに銀角は気づいてしまう
本当に彼女が好きなのは金角である、ということに…
「なんで、なんで…」
銀角が一番失いたくない存在は金角…
「でもわたし、金ちゃんのことすきだよぉ…」
彼女に勝てないことを悟ってしまう銀角なのであった
呪文
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