【ゲイ向け】彼氏のマンションへ…【性行為なし】
から続く
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オレはヨウタロウ。金曜の夜、いつものバーでダイスケと一杯やった後、彼のマンションへと向かう。オレたちはまだ正式に同棲はしていないけれど、週末はいつも彼のところにいる。だから、友達からは「週末通い同棲」とからかわれてるんだ。
夜の街を手を繋いで歩くのは、もう何度目になるだろう。でも、この時間がオレにとって一番ドキドキする瞬間だ。マンションに近づくにつれて、ダイスケの手が熱を帯びてくるのが分かる。彼も緊張しているのかな。
「こういうの、いつまで続くかな?」ダイスケがふと呟く。
「ん?」オレは彼を見上げた。ダイスケの頬には、バーの赤いネオンライトが反射している。いや、それだけじゃない。彼も確かに顔を赤らめている。
「だって、なんかまだデートみたいだろ?」彼は少し恥ずかしそうに笑う。
オレは心からそう願う。このドキドキする感じが、いつまでも続いてほしい。オレたちが新婚のように新鮮な気持ちを忘れないでいられますように。マンションのドアを開けると、オレたちの週末が始まる。
呪文
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