【セナ】黒の森の決戦:セナとフェンリルの対峙
【小説家になろう掲載】きつね雨著:長生きTSダークエルフはひっそり暮らしたい〜今はごく普通の占術師なので、どうか放って置いて下さい〜本編②49 祝福の恵みよりインスパイア
「まあ殺せるなら良いか。氷の……ううん、この世界で唯一の受肉した精霊王、雪と氷の上位精霊フェンリル。貴方を殺したら雪は降らなくなるでしょう?」
セナと相対する大狼の名を雪と氷の上位精霊フェンリルと言う。他と違い、血と肉を持つ狼の身体をした精霊。氷、雪、冬、其れ等を司る精霊王の一体だ。つまり、悲哀の上位精霊バンシーや炎の上位精霊エフリートなどと同等の存在である。
《肯定しよう。我等精霊が永遠に滅することはないが、一時的ならば世界に影響が出る》
彼等精霊にいわゆる命は存在しない。この世界と密接に関わり、重なるように紡いでいるからだ。精霊が完全に消え去るときは、つまるところ世界が滅んだときだけ。一時的に消えることはあっても、また形などを変えて現れる。
「それでもいい。目の前から雪が消えてくれるなら」
セナは羽織っていたローブを脱ぎ去り、アダルベララを構えた。そのあと、続いて吐き出されたのは、やはり不似合いな台詞だ。
「じゃあ、死んで」
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