良縁祈願
「良縁祈願の御祈祷ですか? はい。少々お待ちください。ただいま神主が参りますので」
~10分後~
「お待たせいたしました。良縁祈願でございますね」
「それではこちらへ…」
「この神社では祈願の作法が独特となっております。初めてでいらっしゃいますか?」
「かしこまりました。では説明いたしますね」
(シュル…プルンッ)
「わたくしの首飾り、深紅の宝玉が御神体です」
「ここに指先を触れて、想い人への祈りを捧げてください」
「もう少し近づいて大丈夫ですよ。さぁ…」
「……非常に良い御祈祷でございました♡」
「お二人にとって、素敵な1年になりますように」
呪文
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