銀髪ツインテちゃん異世界召喚エピローグ
身体を起こしぼんやりと佇んでいるところに、懐かしい親友達が部屋へと入ってきた。
彼女達は驚いたあと泣きながら抱き着いてきた。「痛いよ…」と顔をしかめながらも心配させてしまったことを誤り、どのくらい眠っていたのかを聞いてみると数時間も経っていないという。
驚いて時計の日付を見ると確かに同じ日で、時間も概ね記憶と一致している。どうやらグランシュライデと現代では時間軸の大きなズレがあるようだ。
ひとしきり話した後、今日はゆっくり休むように言われシアは再び横になる。
あの出来事は夢だったのだろうか…そう考えた彼女は手に何かを握っていることに気付く、それは、あの大聖堂で受け取っていたロザリオだった。確かに自分はあの世界に存在していたのだ、と。
もう会うこともないのだろう…少し寂しさも感じるが、あの世界に自分がいたことに意味はあった。シアは横になったままロザリオを高く掲げて最後の祈りを捧げた。
「貴方達に未来に幸福がありますように…」
呪文
- Steps 30
- Scale 7.0
- Seed 886492925
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength
- Noise
- Steps 30
- Scale 7.0
- Seed 886492925
- Sampler DPM++ 2M Karras