いとじゅん系マル→イカ系マル 『イカとゲームをする』【マル育成計画】
「最初のゲームはイカ数字です、手渡される謎をイカと共に解いて、それが何のゲームかゴチョガタョアタスシテテくだちい」
「何て?」
「アタスシテテくだちい、時間は希望の朝がきたー!が終わるまでです」
「そんな無茶な!」
マルは呆れる、
こんな予測不可能なゲームがあるだろうかと不機嫌になりながらもお題をクリアする。
「やった!マル天才」
イカに記された
得点を見ると
「お前はフキゲンだから1点」
パンが1個渡される
「水はないのかよ!」
「ゲームに挑んでください」
マルは次の部屋へ進む。
すると、目の前にはもう一人の
マルがいて…
「お前もマルか…」
「私もマルだ…」
理解するマル、
このゲームはマル育成計画だと…
ゲームマスターはマル同士で
戦わせているのだと、
相手が手に持っているのは
水だ。
ゴクリ、グー
互いにお腹が空いている
喉が乾いている。
ゲームをしなきゃ手に入らないなら
「負けても後悔はするなよ」
「あぁ、」
将棋をする彼ら、
「今回のゲームはリミット将棋です、このゲームでは将棋の駒は復活しません、持ち時間は30秒以内にうってください…その時間を過ぎれば負けとなります」
彼らは将棋をもくもくとうつ、
思い出を振り返る時間すらもなかった。
バトルして戦った結果…
いとじゅん系マルは勝利し
もう片方のマルが…
「お前の強さと意思に惚れたぜ」
「マルゥー!」
マルは撃たれて倒れた。
いとじゅん系マルは涙を流す。
見た目は同じで中身も同じだろう
しかし、命が消えていく様に…
彼女は泣かずにはいられなかった。
呪文
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