海難法師
海難法師
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主に伊豆諸島に伝わる怪談。江戸時代、島民を苦しめて憎まれていた悪代官がいた。島民達は悪代官を懲らしめるため、わざと海が荒れる日を選んで島巡りをするように勧め、悪代官はまんまと言われた通りに海に出て波に呑まれて死んだ。それ以来、毎年旧暦の1月24日になると島民を恨む悪代官の霊が海難法師となって島々を巡るのだという。
この夜は島民は決して外に出てはならず、震えながら夜を越す。誰も外にいないはずなのに足音や話し声、戸を叩く音が聞こえるが、消して答えたり戸を開けてはいけない。
呪文
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