小説『幻舞灯籠』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『幻舞灯籠』
ナニモニャイは踊る。
主人である文豪さんは筆が止まりかけていた。
そう、例えるなら心電図が
ぴーと止まりかけるほどに…
窮地に陥っていた。
このピンチな事態をどうすればいいのか…考えるナニモニャイ…
そして、導き出したのが
月下の光を背にして踊る
舞であった。
冥土総長として踊ること…
其は端的にいえば
些末なことやもしれない…
だが、ナニモニャイは踊る
主人である文豪の為に
幻想の中で舞う
心臓は高鳴りながら、
猫耳はぴょんとなって、
月下の猫は蝶の如く
ヒラヒラと月夜の空は
笑っているようだ。
呪文
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