【樹海のかみさま】神社の黄昏、漆黒と黄金の啓示
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー3章3話:勝利条件よりインスパイア
「ど? 似合う? 似合うかな?」
「なーーッ!?」
神社に着いて待つ事20分。やがて月潟宅から出てきた月潟を見て、僕は驚きの声をあげた。
いや、まぁここが神社で、有栖さんが神主であることを考えれば至極当然なのだが……。
月潟は、白い小袖に緋色の袴を履いていた。つまり、巫女服である。
普段の制服とはまた違った装いゆえ、思わずフリーズしてしまった。
ハーフのような顔立ちかつ月光色の髪色を保つ彼女がその服を着ると、どこかアンバランスながら神秘的かつ幻想的な美しさがある。浮世離れしている、と言い換えた方がいいか。
「かわいい?」
「ーーッ!? まぁ、悪くはないと、思う」
無理やり捻り出した当たり障りない感想。だが月潟はそれで満足しなかったようだった。
「ねぇ、ねぇ、可愛い?」
「なんで言わせようとすんの!? お前ほどの顔で巫女服着たらそりゃその感想出るだろ!」
「………ふーん、ふふっ、そっか。ふーん」
ニマニマとにやけた笑みでこちらを揶揄う月潟に、僕はんんっ、と咳払いをして場を整えた。
「まぁわかった。月潟は巫女だから色恋の神の影響は受けない、と。じゃあ遠慮なくニコラにぶつけられるんだな」
「ニコラちゃんを攻略する手伝いくらいはできると思うんよ〜?」
「ギャルゲーみたいな言い方やめて……。ともあれ、こっちから何か出来ることはあまりないんだよな。アイツが何かやらかした後で、その反撃を喰らわせるのが最適か……」
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