奪った第3勢力の召喚ゲートから生まれたのは・・スライム?
そこで見つけたのは召喚術師が使うモンスターの召喚ゲートであった。
狼の男の子
「これって・・・召喚ゲートだよな!?、すげー初めて見た・・」
初めてみる物にわくわくしながら、ゲートを触った瞬間、
光がはじけて魔物の召喚が始まってしまった・・
驚いた少年はなんとか止めようとゲートの紋様を消そうとしたが、
どんどん光が収縮され、何かが生成されている。
「何かが召喚されてる!?これって相当まずいんじゃ・・」
狼の少年は今まさに生まれようとしている魔物に恐怖していた。
「た、確か召喚は召喚者のイメージが具現化されるって、お兄ちゃん達が言ってたはず、
そうだ、スライム、最弱のスライムを想像するんだっ!!」
わたわたしている間にも禍々しい物の生成は進んでいる。
「うわーーーん、怖いのだけはやめてーーーー、可愛い、そう!君は可愛いスライム!!」
混乱した狼の少年は、一心不乱にイメージを言葉に出していった
「君は可愛いスライム、君は可愛いスライム!!、優しくて、柔らかくて、とっても優しいスライム!!!」
すると、神に願いが届いたのか、生成物は青い塊へ姿を変えていった
「可愛くて!、優しくて!、柔らかくて!、とおおっても可愛いいスライムでお願いしますうぅぅ・・う?
だが、狼の少年の思っているスライムとはかけ離れた姿であった、
とても聡明な女の子の姿へと変化していった。
「・・・本当にスライム?」
スライム?の少女は、
召喚してくれた狼の男の子を見て優しい笑みを浮かべるのであった。
呪文
入力なし