小説『毒を本に書いていく』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『毒を本に書いていく』
バッドガールに参加し2日目となった、日付というのは炎のごとく燃え盛り灰になっていくのだと感じる。今日この頃、冥土ウサギは今日も光よりも毒を書いていくのだった。思うのは、なぜ、ピカピカしたものは採用され苦難と苦悩に満ちたものは意地悪じみたように長い期間を伴って採用などせんのだろうと感じることだ。
例えば、ウォタガン大会を応募し、他の企画の方は直ぐに採用されるのに主の考えたウォタガン大会は卯茶唐同様に受難の時を迎えていた。すなわち、応募してから3週間経過しようとしていたのだ。
主人の苦悩は冥土ウサギの毒じみた執筆によって構成される。
そこにあるのは、楽しみだからなのではない…苦しいから発狂するほどの慟哭と悔しさを滲ませながら、冥土ウサギは毒物を生成させていた。
そう、これは虚構である…
そう、これは架空であり嘘である…しかして、芯に宿りし毒物じみた心が現にて具現化せぬように
主のために主人のために
綴る闇と毒と不条理の文学を本に叩きつけるのだ!
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