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宇津木 茉璃(うつぎ まり)の場合

彼の手が私のセーラー服の裾を掴んだ。
「……ダメっ」
声が出る前に彼の指がゆっくりと裾を捲り上げていく。震える指で止めようとしても、力強い手に阻まれた。

**シュルリッ……**
黒い布地が左右に割れると、ブラに包まれた二つの膨らみが露わになった。汗ばんだ肌と下着の隙間に光が差し込み、谷間で蒸れた女の香りが立ち昇る。
「恥ずかしい……本当に見られたくないのに……」

彼の手が背中に回り、ホックを外す。解放された乳房がブラの拘束から飛び出した瞬間——
**プルンッ……**
弾けるような音と共に、豊満な脂肪の塊が跳ね上がった。重力に引かれながらも美しい半球を保ち、頂点の薄桃色の乳首が硬く尖っていた。石鹸と汗が混じった甘酸っぱい匂いが鼻腔を突く。

「お……大きいな……」
彼の息遣いが荒くなり、その視線が乳肉の起伏を舐めるように移動する。羞恥で顔が焼けるように熱くなった。
「やっ……そんな見ないでよ……」

抵抗虚しく胸元に導かれる彼の剛直。ズボンの中から取り出されたそれは、夕陽を吸収したかのように暗赤色に脈打ち、血管を浮かせて反り返っていた。先端の鈴口からは透明な粘液が溢れ始めている。
「こんな……汚いモノを……」

両手で乳房を持ち上げて誘導すると、乳肉が形を変えながらペニスを飲み込んでいった。
**ニュチィ……ズチュリッ……**
湿った音と共に肉棒が埋没していく。柔らかすぎる脂肪の中に鋼鉄のような硬度を持った異物が沈んでいく感触に背筋が震えた。

彼の指が乳房の外側を押さえつけ、更なる圧迫を加えてくる。
**ミヂィッ……グッチュッ……**
ペニス全体が完全に谷間に覆われた時、先走りと私の唾液が混ざって胸の谷間に溜まった。粘性のある液体が照明の下で妖しく煌めく。
「うぅ……重い……なのに熱い……」

彼が腰を動かし始めると、肉と肉が擦れ合う音が響き始めた。
**ヌチュッ……ズチュッ……ズリュリュッ……**
上下に動く度に乳肉が波打ち、押し出される先走りが泡立ちながら滲む。私の唾液と混ざり合いながら細かい糸を引きながら伸びていく様はあまりに卑猥だった。

「まりちゃんのおっぱい……最高だ……」
彼の呟きが耳を撫でる。胸の谷間に捕らわれたペニスはさらに肥大化し、血管の一つひとつが脈打つ感触が乳頭越しに伝わってきた。
**ビクッ……ドクドクッ……**
熱い鼓動が乳房を通して全身に広がっていく。自分が女であることを嫌というほど意識させられる瞬間だった。

 * * *

パイズリの余韻で火照った身体を起こそうとした時、彼が突然私の足首を掴んだ。
「次はここを使わせてもらおうか」
セーラー服のミニスカートから伸びる白い太腿と華奢な脚。汗ばんだ生地が肌に張り付き、日に晒されなかった内腿の柔らかな凹凸が浮かんでいる。

「え……ちょっと待って……」
言い終わるより早く、彼の手が膝裏まで届いていた。スカートの裾が捲れ上がり、黒いニーソックスと素肌の境界線が露出する。蒸れてしっとりと濡れた足先が風に触れて冷たい。
「暑かったから……きっと臭いよ?」

それでも彼は躊躇なく私の足を抱え上げる。太腿の付け根近くまで剥き出しになると、閉鎖空間に蓄積されていた独特の甘酸っぱい香りが一気に解き放たれた。シャワー後とは違う濃厚な体臭と汗が混ざりあった雌の匂いが鼻につく。
「すごく……いやらしい匂いがするね……」

彼が笑う。恥辱で真っ赤になった顔を逸らしても、その視線は追いかけてくる。
**スルッ……ズルッ……**
ニーソックスの縁に指がかかり、ゆっくりと引き下げられる。膝まで降ろされた生地が肌との摩擦で音を立てながら滑り落ちていく様は妙に官能的だった。

現れた爪先はピンと伸びていたが、指の間には汗の粒が残っていた。足指の一本一本がわずかに湿り気を帯び、微かに開いた間から見える足の裏の皺までが露わになる。そこには確かに"生活感"があった——垢と汗と少女特有の甘い体臭が入り混じった生々しい香りを放つ"本当の体"。
「こんなの……絶対ダメだってば……!」

だが彼は構わず片足を高く持ち上げる。反った甲に沿うように勃起したままの肉竿があてがわれた。
**ヌチィッ……**
足裏に感じる熱くて硬い棒の感触。靴下を履いているときと同じくらいの圧迫感なのに、全然違う——命ある肉塊がそこに脈打っている異常な実感。
「うぅっ……気持ち悪いよこれ……」

彼の指が私の踵を支えながら上下に揺らし始める。
**ズチュッ……ヌチャッ……**
足裏全体を使って肉棒を擦ると、先走りのぬめりが乾いた足の裏に塗り広げられていく。滑らかな摩擦音と湿り気が入り混じった不思議な音が奏でられる。
「まりちゃんの足……すごく柔らかい……」

爪先で亀頭の先端を弾くと
**ピリリッ……**
鋭い痺れが走る。彼の腰が小さく跳ねるのを見て私は思わず笑ってしまった。こんな小さな刺激にさえ反応するのかと——少し勝ち誇った気分になったのは束の間だった。
「もっと強くしてくれよ」

彼が足首を握る力を強くすると動きが変わる。親指の腹で裏筋を擦るように往復させられると
**ニュッ……ヌチュッ……ジュプッ……**
先走りの量が急速に増えてくる。蒸れた足裏の臭いと雄の生臭さが混ざり合い、耐え難い悪臭となって漂う。それが不思議と興奮を煽っていく。
「くっさい……けど……なんだか変な感じになってきたかも……」

私の足を使って自慰をする男の姿は滑稽でありながら威圧的だった。支配されているようで、同時に自分自身も加担している——この背徳的な状況こそが私を酔わせるのだ――

呪文

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