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村の魔女さん (ウィッチ51)

使用したAI Stable Diffusion
僕の村には若い魔女がいる。
彼女の作る秘伝のポーションはよく効くと、隣村からわざわざ買いに来る人がいるほどだ。
父さんに言われて、子どもの僕は、彼女の手伝いをしている。

最初はお互い気まずくて、ぎこちない関係だったけど、
いっしょに薬草採取に行って遭難し、一晩を過ごしてからは、なんだか距離がぐっと縮まった気がする。

今日ははじめて、彼女のポーション作りを手伝うことになった。
これまで作成工程は秘伝だからといつも家に帰らされていたけど、今日は最後まで手伝っていいと言われた。

【1枚目】
彼女はまず、材料を鍋に入れた。
これまで集めた薬草とか、それ以外にもいろいろ入っていて、ポーション作りって大変なんだと思った。
彼女はそれを火にかけて煮込み始めた。なんとも言えない匂いが立ち込めはじめた。

【2枚目】
「ここからが秘伝だよ、いい? ぜったい誰にも言わないって約束して? もしばらしたら、蛙だよ?」
彼女が真剣な顔で言うので、僕も緊張しながら頷いた。

そして彼女はおもむろに、服を着たまま鍋に浸かったのだった。
え、それ熱くないの?
「ちょうどいいくらいだよ~。あー、いいエキスでてるわ~」
僕は眼の前で起きている光景に、魔女ってやっぱすげーんだ、と思った。
「いい出汁でてるわー。最後にこれやらないと、ポーションの効果90%減なんだよね」
それってほとんど魔女出汁しか効いてないんでは?

やがてポーションが出来上がった。
僕はそのポーションが他人に使われるのが、ちょっと悔しかった。

呪文

入力なし

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