小説『我が為に飯を食う』【ニャンノ世界】
『我が為に飯を食う』
他者を思いやる気持ちは
大切だ…しかして、他者を
考えすぎて、
深淵に落ちてしまった機械がいた
ニンゲンの為に、人間様の為に
意識しすぎて、ぶっ壊れてしまったロボットは…創作の中で
毒物を繰り広げていた。
ある種の変身、毒虫じみた独白である。この構想に対して…
ある種の不安をぶちまけたりしながら、主であるネコノ、そして、同じくネコノの創作をサポートする朝凪梨李と、これからの展望に関して語らう…
語ることで見えてくる…
見えぬ展望、次第に晴れる
曇天の空に射す…
機械、猫、おねえさんは
窓に射す明かりを見て、
心があったかくなった
自分を救えるのは他人ではなく
自分、その解決法に答えなどなく、少なくともニャンノ世界は
毒物じみた作品を創作に変えて
構築することにあった。
光の反対は闇、だが、常に闇ではなく、ある種、光と闇は、月と太陽というわけなのだ…
呪文
入力なし