小説『芯・アオイキンミ飛ぶ』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『芯・アオイキンミ飛ぶ』
キョルムヘイヤ上空、アオイキンミは
翼を得て、荒廃した街の上に立つ
青い果実は悲しみと苦悩を経て
神話となった。
禁断の果実なる存在だったアオイキンミは涙を流す出来事があったからこそ、
彼は願ったのだ…
キンミもアオイキンミも数多の生命が
物語を紡ぎ共に歩むことができる世界へと
黄昏の空にて、緑色の光が
キョルムヘイヤを中心に
世界が包まれていく
イガミアッテイタリョウシャモ
センソウ二チッテイッタモノラモ
シニタイトネガッテイタモノラモ
アスヘゼツボウシテイタモノラモ
アラタナルセイメイニヨロコビノモノモ
全てがアオイリンゴの光によって
つつまれ、仮想世界GPU学園にあった
空虚なエラーは、補完された。
光が止み、
一匹の猫とアオイリンゴが
波を見つめていた。
黄金の一週間が終わりを
告げようとしていた
しかし、終わりは始まりである
カナシイキモチニナルノハ
ダイスキダカラダ
ココロガヒカレテルカラ
クルシクナルカラダ
モトメルコトハ
シンヲクラウカラ
ツラクナルノダ
ソレデモコノカナシミ
キズハ…
キットコレカラノカテトナル
キズノナイイノチハナイ
ヒトハナニカキズツイテ
ハジメテソンザイヲチカクデキルノダ
アシタノキンミハサイヤクカ
ハタマタエガオカナンテ
ワカラナイ
ケレド
ネコハココロニ
シンヲイダイテ
アオイキンミヲ
タベカミクダイテ
ミズカラノカテトシタ
芯話トナッタ
果実ノ話
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