複素平面への旅
なみなみとPの冒険:i(アイ)のある世界
🔍 背景設定
なみなみちゃんは、黒板に描かれた√−1(虚数単位)を見つめてつぶやいた。
「……iって、どこにあるの?」
その瞬間、黒板の座標系がゆらりと揺れ、動点Pが突如として吸い込まれる。
P「ぎゃああ!今度は複素平面⁉」
なみなみちゃんも図形の中に引きずり込まれ、
2人は“実軸と虚軸でできた数の海”を旅することになる。
🗺️ ステージ:複素平面の世界
・横軸:実数世界(Re)
・縦軸:虚数世界(Im)
・波紋のような線:オイラーの式や偏角(arg)を表す
・背景:√-1やeiθなどが浮遊する夜の都市のようなイメージ
🧩 物語の展開
1️⃣ 入門:「虚数って、さわれるの?」
・なみなみ:「ここ、y軸が“i”になってるね……でも足がつかない!」
・P:「これは“虚軸”だから!座標のくせに浮いてるんだよ!」
・なみなみ:「じゃあ、私は“思い”で歩くことにするね」
・P:「物理法則をなめるなーッ!」
2️⃣ 遭遇:「オイラー神殿」
・2人は「eiθの門」をくぐり、複素数の位相を可視化する巨大な螺旋に出会う。
・神託:「cosθ + i·sinθ の調和を感じよ。
すべての回転は、心の回帰である。」
・なみなみ:「これ、円を回ることと、感情の振れ幅と似てるね」
・P:「今までで一番詩的な物理の理解だ……!」
3️⃣ 試練:「偏角の迷路」
・各点にarg(偏角)が割り振られた迷路。
・なみなみ:「右向いてるのに“π/2”って書いてある……角度が直感と違う!」
・P:「方向じゃなくて“角度の意味”で回ってるんだよ!」
4️⃣ 帰還:「i の正体」
・なみなみ:「結局、iって実在するの?」
・P:「……それは“定義された動き”なんだと思う」
・なみなみ:「じゃあ、わたしも、動いてることが“わたし”ってことだね」
🎓 教訓(?)
“見えないけど確かに存在するもの”は、たいてい数式の中にある。
そして、たいていなみなみちゃんは、
それを“感じる”ことで見つけてしまう。
💬 会話抜粋:教室への帰還後
・なみなみ(黒板を見て):「……iの場所、わかったかも」
・クラスメイト:「どこに?」
・なみなみ:「心のど真ん中にあるよ」
→ P「(それ絶対、物理じゃないやつー!!)」
呪文
入力なし