外伝小説『御手洗ミラ、マイスターになる』【ニャンノ世界】
『御手洗ミラ、マイスターになる』
週刊重宝ナックルズ
潜入取材記者のヨモギ・チェイサーの話によると、御手洗ミラは、孫のトトと刑務生活をしたくて、ニャイス銀行を襲い、阿龍田警察の御用となる。
その後、ミラは孫とアバシリ監獄で素敵な囚人ライフが待ってるのだと期待していたが、待ち受けていたのは、ハイ爺刑務署長がボスを努めるニャルプス監獄だった。
はじめは、オ○ジとブラ○ドレイを掛け合わせた歴戦の爺さんに戦々恐々していたし、事実、彼の更正プログラムは厳しいために、何度も脱獄を試みるが、その度に捕まり、説教を受ける、だが、この繰り返しの中でミラは、自身の過去を振り返り、りえちゃんにPuiをせびられていたこと、学園のトイレ内に神出鬼没で現れ、心臓をドキッとさせていたこと、自身を出汁にしたカレーライスを販売していたことなど、思えばフリーダムにぶっ飛んだことをしていたなと、ハイ爺さんに叱られながら、過去を見つめ返すいい経験になったと、むしろハイ爺さんを慕うようになる。
その後、ミラは彼に師事し、
ニャイスで生きていくための術を
叩き込まれ、彼女はトイレの女神だけでは食っていけないことを知っていたから、
数多のマイスターを取得する。
「師匠!できました!」
「うむ」
ミラはニャルプス監獄のシェフ長として就任し、その後、出所後は、家で何かしてる孫、菜摘と晶を連れて「とりあえずマイスターになれば、困らんよ」と連れていこうとするが…
「ガ○ダムか!?」晶
「ト○ンザム!?」菜摘
と家には数多の男優や女優こと研究者たちがおり、家の標識は御手洗家ではなく、
ミツナ機関へと変わっていた…
今、彼らは菜摘は前世が連邦のパワード・ジムだったことから連邦っぽいプラモデル、アミガルズの量産型BRを組み立てていて晶は前世がジオンのドム(三連星仕様)だったことからジオンっぽいプラモデル、ネオ越夜隊の機体、ジュエルリスタを組み立てていていた。
「あっばあちゃん、おかえり、僕は特務准将に任命されて…で、菜摘は特務大佐で」
「えっ?どこの?」
「アミガルズだよ、黄昏梟の、ネコノテ司令が、ニャータイプ的感覚で僕らにひびっときたみたいでさ…勝手に研究所にしたのは謝るし何だったら」
「いいじゃん!晶、菜摘、よかったよ、じゃあ婆ちゃん、マイスターになったから、とびっきり上手い料理を作るね」
「ガ○ダム!?」
菜摘が眼を輝かせていた
「菜摘が、男優たちと旧時代のロボットアニメ見ててさ、ハマッてるんだよね」
「へぇ、いいじゃんコココ、婆ちゃんもガ○ダムになりたいかしらコココ」
「婆ちゃんもガ○ダムになりたいの!」
菜摘は星のような輝きで見つめてくる
それが祖母であるミラにとって
嬉しかった。
御手洗家は今日も平和です…
幾分、大所帯になったが、
マイスターになったミラには怖いものなしだ。
ミラは心の中で、ニャルプス刑務所のハイ爺署長に感謝する。
彼との出会いが新たな物語の架け橋となることを願って…
(猫メモ)
本作は、本編
『アバシリ監獄更正プログラムのご案内』
https://www.chichi-pui.com/posts/7d149ea6-d734-4ac7-a12c-9ad721035904/
で、御手洗ミラが孫に会うために何をするのかなと、その様子を生成し、物語にしたいなとなって出来た作品です。
本作を通して、ニャイス連邦やニャルプス監獄そして、ハイ爺さんが表れて、アルプスの看守署長ハイ爺さんの姿を生成したいなと物語を通して創作意欲が湧いてきました(о´∀`о)
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