うちの生徒_友城 ましろ
夕闇が迫る駅前の路地裏。ましろは無数の視線を感じていた。通りすがりのサラリーマンが立ち止まり、コンビニ帰りの学生グループが足を止め、窓際のOLが覗き込み……皆、彼女の「異常」を凝視していた。制服のブラウスはボタンが三つ開かれ、白い胸元が露わになっている。羞恥で震える手がスカートの裾を押さえているが、下着はすでに剥ぎ取られていた。
「やめて……お願い……見ないで……」
震える声は通り過ぎる車の騒音にかき消される。目の前の男――名も知らぬ強面の男がにやりと笑い、剥き出しの陰茎を彼女の眼前に突き出した。熱く脈打つそれが放つ雄臭さが鼻孔を刺す。
* * *
「胸を使え」と冷たく命じられた。ましろは涙で滲む視界の中、恐る恐る胸の谷間に熱い塊を埋めた。
(ああ……こんな……)
柔肌が左右から包み込み、乳白色の双丘が怒張を飲み込む。硬く脈打つモノは乳肉を押し返し、先走りが谷間を濡らした。薄暗がりに映える朱色の乳首が男根に擦れて軋む。周囲からは笑いと囁き声。「乳牛みたい」「デカすぎ」――言葉の刃が耳朶を切り裂いた。
「恥ずかしい……はずかしいよぉ……」
涙と共に漏れる懇願は誰にも届かない。逆に男の手が乳房を揉み潰し、「もっと締めろ」と促す。乳房の弾力と谷間の圧力が陰茎を刺激し続けた。粘膜と肉の擦れるくちゅりとした音。通り過ぎる人々の嘲笑が渦巻く。
* * *
膝を折り曲げさせられると、剥き出しの陰茎が眼前にそそり立った。黒光りする亀頭からは先走りの玉が溢れ、血管の浮き出た幹が脈打っている。雄の匂いが鼻腔を支配し、ましろは咳き込んだ。
「舐めろ」
冷徹な命令。唾液で滑らせなければ痛みは避けられない。震える舌先で裏筋をなぞると、鉄臭さと塩気が交錯した。舌が触れるたびに亀頭が跳ね、鼓動が伝わる。先端に吸い付くと、くちゅ……という音と共に涎と先走りが混ざり合い、口の周りを汚していく。
(こんなの……イヤなのに……)
嫌悪と背徳が混じる複雑な感情を抱えながらも、唇が勝手に竿を包み込む。上下に扱けばじゅぽッ……! という下品な水音が夜の路地に響いた。通行人が息を呑む気配。舌がカリ首をなぞるたびに、男の腹筋が震えた。
「上手いじゃねえか……もっと奥まで」
喉の奥で亀頭が押し当てられる。呼吸が阻まれ、吐き気と同時に奇妙な充足感が胸を満たす。
* * *
「奥まで使え」と言われた瞬間、咽喉の最深部まで肉茎が侵入した。反射的に嗚咽が漏れ、涙があふれる。異物感が鼻腔まで達し、唾液が口の端から滴り落ちた。それでも男は容赦なく腰を振り続ける。
(息ができない……でも……)
苦痛と快感の境界が曖昧になっていく。舌が喉の入口で亀頭を捕らえ、無意識に奉仕してしまう。口内の粘膜が擦れ、じゅぽ……ぐちゅ……という卑猥な音だけが残った。意識が遠のきかけるが、肉棒の熱だけは鮮烈だった。
「出すぞ……全部飲めよ」
宣告と同時に喉奥を突くスピードが加速する。涙と涎でぐしゃぐしゃになった顔面。見下ろす視線。全てが混ざり合い、頂点に達する。
* * *
大量の精液が爆ぜた。熱い白濁が口腔内を満たし、食道を焼き尽くす。飲み込みきれず、鼻腔からも逆流した。生臭い匂いが全身を支配し、ましろは床に崩れ落ちた。咳き込み、涎と精液が混じった泡が口元に溜まる。
(あぁ……こんなに……汚されて……)
涙と涎、そして精液にまみれた顔は惨めそのものだった。だが指先は震えながらも、零れた白濁を掬い取る。喉の奥が熱い。胃の腑まで注ぎ込まれた欲望の証は、確かに彼女を“堕とした”――
呪文
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