小説『卦瀬羅聖螺』【ニャンノ世界】
『卦瀬羅聖螺』
第一次謎遊戯会戦にて、
ツルツル軍として馳せ参じ戦った
記録が残っているが、真相は不明
その後、才色協会 Weiß協会
白の剣 剣師として謎遊戯で得た情報を元に、今後の混沌予測を導き出す。
つまり、彼がツルツル軍に在籍したのは、今後、来たるべき、予測されし事象に対する対応策であり、
第一次謎遊戯会戦は、第二、第三の
可能性に対する思考力を養うに至る。
彼が持ちうるは、剣ではなく拳
であり、リュウカおよび、古今東西によりて、伝わりし戦闘武術と易学を取り入れた八卦八極式により、数多の芯夜境戒の者を、其の拳を以て葬り、
モリノアオを守護した。
彼の額には十字の傷があり、
其は、芯夜境戒との戦いで敗北を忘れぬように心に刻んでいるものだ。
晴天アポカリプス
忘れもせぬ敗北の文字が
拳に疼いて放さない
だからこそ、
一種の常人とは剥離した
存在を放つのも、
その経験、歴史が物語っているのだ。
呪文
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