小説『夜食はニョウと一緒に』【ニャンノ世界】
『夜食はニョウと一緒に』
夜もふけ…陽熊騎士団の団長ルナムールと
副団長オルダは…火を見つめながら
裸になって寄り添いあう…
「温泉…入りたくなるよね…」
彼らが成したのは、オシッコで水浴びじみたことをしただけである…
ツルッペリン王国との戦い終われども
世界ではケダマとケナシのヘキの対立構造で苦しむ者たちがいた。
「今、こうしてる間にも…ツルツルにさらてる者もいるんだ…」
本人の意思なく不条理にもツルツルにされた者らが、騎士らがいると思うとオルダ・リッゾはやるせない気持ちになった…
「人は万全ではないし、全治全能でもない…だからこそ、私たちは考え続けられるのよ、オルダくん」
今日の彼女、ルナムールは月の光のせいか…はたまた、彼が憔悴していたのかは知らぬが…彼にとって、彼女が…女神のように感じられた、ふっくらとしたお腹に触れながら…彼は瞳を閉じ、ルナムールの声を聞く…
時は進む…無情にも砂時計のごとく立ち止まることなく…それでもケを愛しているからこそ、愛の波動をぶつけ合う
「ルナムール…好きだ、君のケ、君のココロ、君のシリ、君のアナ、君の心臓、君のオシッコすべて…すべて好きなんだぁぁぁー!」
放出する…固く反りたつ肉棒より解き放たれた黄色い彼の聖水はルナムールの体を濡らし…対する彼女も、自身の穴を彼の方へと向けて発射させる…
幾度となく、彼女はケに悩まされてきた…
しかし、ケにしなくてもいいんだと気づかされた…そう、ケにする必要はないんだと
ココロに描いた思いを胸に、ケの在るがままに熱き夜をニョウとともに解放していくのだった…
呪文
入力なし