小説『Burst in the Morning High』【ニャンノ世界】
『Burst in the Morning High』
八卦の鍛練は欠かさない
1日足りとて…怠ることなく
万全に、其がよもえの流儀であった。
八卦の鍛練は幼い頃から続けており、その理由には、家族を守るために、娘のよもぎが安心して帰ってこられる家であらんがために
早朝から八卦・風によって気の鍛練と精密動作性を鍛えている。
よもえは、昔よりは
衰えてしまったことを
体で感じつつも、
できる限りのことはしておきたかったし、其が娘を守ることに
よもぎが安心して暮らせるのならば、愛をもって取り組みたいと
願っていたのだ。
周囲には、緑色生体細胞、りょくほうくんを展開し、
山に住む熊瓦師匠と鍛練に励む
熊瓦師匠は武芸に励む熊であり、
怪異である。
しかして、飢餓に苦しむ熊瓦を
救ったのはよもえであり、
よもえにとって、武芸の鍛練の相手を探していたため、まさに
運命が導いたのではないかというほどに
朝の拳を交わし鍛練に励む時間が
彼女にとって、この上ないほどに
魂が高鳴る瞬間であった。
走る、戦う、走る、戦う
店で働いている時も
気の鍛練に励んだりと
九十式よもえは
日常の中で奮闘する
それがひいては、
娘である九十式よもぎに
アドバイスできることが
あるのかもしれないからと
訓練のあとはカレーライスを
食べつつ、力を養うのだ。
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