『幻視する虚』ワールド
アナイアレイターやオブリタレイター、ディザスターとは知り合いであり、数少ない友人。彼女らからは何かと目をかけられている。ディザスターは時折訪れては最低限の生活費を渡しているらしい。
その正体はエクストラタイプのサイボーグでありその名は『The World(世界)』。数少ない友人たちからは『ルー』と呼ばれたりしている。
エクストラタイプの異能としては2つあり、一つは『異様に感覚が鋭い』こと。文字通りずば抜けた第六感の持ち主で、その異常な直感は最早『このままだと訪れるごく近い未来』を感じ取れるレベル。もう一つは『永久機関』。出力は量産型サイボーグの3倍程度しかないが、彼は自力でエネルギーを生み出すことが出来るので、本来一切のエネルギー補給が不要。生成したエネルギーを抽出して転用(電力等)も出来るが、その方法故にそれは躊躇われる(非道に抵抗が無い相手なら話は別)。
かつては政府に捕獲されて拘束されており、様々な実験やエネルギー抽出の為の電池扱い、果ては奴隷のように扱われ、その容姿から権力者達に凌辱されていた。故に服の下は手術痕だらけである。数年前にブチ切れたアナイアレイターが研究所兼収容施設を破壊し、彼を救出し、アナイアレイターを含めた友人たちから匿われながら、以降は隠れ住んでいる。
少し先の未来が視える事や、永久機関を持つが故に食事が不要である事、上記の経験が原因で、自分の生存も含めたあらゆることに無関心にかつ無気力になっており、その心は虚ろなまま埋まらなくなってしまっている。
当の本人は『自分を実験材料にした人間の動機も分かる』として、そういうものだと理解しており、恨みは抱いていない。そもそも予知能力によってこの運命を予見していたので、驚きもしていない。ただ『あの時は痛かったし苦しかった』とは思っている(自分の苦痛や命など、もうどうでもいいと思ってはいるが)。
呪文
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